ハイブリッド豊胸


ハイブリッドとは英語は「hybrid」から由来しており、「異なった要素を混ぜ合わせたもの・組合わせたもの」の意味です。豊胸では乳腺再生豊胸、シリコン豊胸、アクア豊胸、脂肪豊胸だけでは満足した結果が得られない場合、2つ以上の方法を組みあわせて、満足度の高い豊胸を達成しようとするものです。シリコン豊胸、アクア豊胸は術後すぐにボリュームが出て、術後あまり、減少することがありません。しかし、豊胸後に乳房の形が歪(いびつ)に感じたり、乳房の感触が固く感じるなどの短所があります。

 

● どうしてハイブリッド豊胸が必要なのですか?

ハイブリッド豊胸はいろいろな豊胸術だけでは解決できない問題点を改善し、解決することができます。乳腺再生豊胸、脂肪豊胸は術後に膨らんだ乳房の体積が減少することがあります。乳腺再生豊胸は術後に膨らんだ乳房の体積が減少しながら、何回か施術を繰り返すと豊胸効果が出ますが、経済的負担は小さくありません。脂肪豊胸は2~3回、施術を繰り返せば豊胸に成功するのでしょうが、これは被施術者(お客様)にかなりの肉体的、精神的、経済的負担となります。乳腺再生豊胸は脂肪豊胸のような短所がなく、施術を何回でも繰り返し行えます。

 

シリコン豊胸、ヒアルロン酸豊胸、アクア豊胸は豊胸後に豊胸した乳房が小さくなることはないので、ハイブリッド豊胸は必要ないじゃないですか。

 たしかにシリコン豊胸、ヒアルロン酸豊胸、アクア豊胸では豊胸した乳房が小さくなることはほぼないのですが、まれにヒアルロン酸豊胸、アクア豊胸では胸が萎(しぼ)んでしまうことがあります。ヒアルロン酸豊胸ではヒアルロン酸の種類により豊胸効果が亡くなることがあります。アクア豊胸では粗悪品のアクアフィリングを使用して2週間以内に注入したアクアフィリングがなくなった例があります。このような場合以外にシリコン豊胸、ヒアルロン酸豊胸、アクア豊胸では胸の形が歪(いびつ)になる、挿入または注入した材料が乳房外から固く触ることがあります。このような豊胸術の短所を補うため、ヒアルロン酸豊胸、シリコン豊胸、アクア豊胸、脂肪豊胸後に乳腺再生豊胸を使用したハイブリッド豊胸を行うことで、より軽い経済的、精神的、肉体的負担で豊胸術を成功させる方法を紹介いたします。

 

乳腺再生豊胸とのハイブリッド豊胸は乳房の形をデザインすることができる?

図1はシリコン豊胸、アクア豊胸、脂肪豊胸後などの豊胸後の乳房のイメージ図です。この図の矢印で示した乳房下端、外側、内側の乳房は手術によっても乳房の張りが悪くなってしまうことが多いです。そのため、乳輪が乳房の中央より下方についているように見えてしまいます。手術で乳房下縁を下の方に移動させずに乳輪から乳房下縁の皮膚を進展させるとその部位の皮下組織が薄くなり、特にシリコンジェルバッグ豊胸ではシリコンを乳房外から硬く触れるようになります。 脂肪豊胸ではこの矢印で示した部位に丁寧にかつ密度を高く脂肪を移植しても1回の皮下組織を伸ばすには限界がありますから、移植脂肪の定着率が高くないので(全体で30%以下)、この矢印で示した部位の皮膚の伸びがあまり期待できません。 ヒアルロン酸豊胸ではこの矢印で示した部位にヒアルロン酸を入れて皮膚を進展させれば、これらの部位の皮下組織が薄くなり、ヒアルロン酸を乳房外から硬く触れるようになります。 アクア豊胸では適切な量のアクアリフト、アクアフィリングを入れてもらい、うまく施術してもらえばこの図の矢印で示した乳房下端、外側、内側の乳房の進展が良く、この図のようになりませんが、2カップより大きい豊胸効果を出すために比較的多量のアクアリフト、アクアフィリングを入れて、乳房皮膚を無理矢理引き伸ばすと、これらの部位の皮下組織が薄くなり、アクアリフト、アクアフィリングを乳房外から硬く触れるようになります。

 

図 ハイブリッド前イメージ図 ハイブリッド豊胸のデザイン

1図の矢印で示した乳房下端、外側、内側の乳房の皮膚の進展が良くない場合には、図2に示す部位に乳腺再生豊胸注射を行います。乳腺再生豊胸では注射部位が一時的に赤くなりますが、トランサミンの服用で軽快します。その後、乳腺再生豊胸を用いたハイブリッド豊胸では、図3に示すように乳腺再生豊胸注射後1~3週間は何となく乳腺再生豊胸注射をした部位がわかりますが、1~3か月後には図4に示すように全く分からなくなります。このようなイメージでシリコン豊胸、アクア豊胸、脂肪豊胸後の乳房の形や、乳房の固い感触を修正することができます。

 

脂肪豊胸後の問題点について乳腺再生豊胸がどのように解決するかを説明します。図5に示したのは脂肪豊胸後の乳房のイメージです。移植された脂肪組織が十分定着せず、しこりであるオイルシストなどが形成されています。オイルシストは乳房外から固く触れ、非常に気になってしまします。これは、移植された脂肪組織が十分生着し、オイルシストを覆うように発育していれば、乳房外から固く触れることがありません。

 

図6脂肪豊胸後のハイブリッド豊胸

図6はこのような脂肪豊胸の術後状態の乳房に乳腺再生豊胸注射を行った結果のイメージです。図6ではオイルシストが消失したり、増加した脂肪で硬く触れたオイルシストが触れなくなったりします。乳房の脂肪も増加しますが、乳腺組織も肥大し、パーカー靭帯も太く強くなります。その結果、大きくなった乳房は形も崩れず、下垂しないようになります。乳腺再生豊胸の時には乳腺再生豊胸注射を行う部位を選ぶことで、乳房の形をある程度デザインできます。

 

乳房外からシリコンジェルバッグを固く触れるのを乳腺再生豊胸で治せる?

 シリコン豊胸では、乳房下縁の皮下組織が薄くなり、シリコンが乳房外から固く触るということがしばしば見受けられます。これは乳房下縁だけではなく、乳房内側でも見受けられる困った現象です。この状態を図7に示しています。図7の乳房下縁で破線で丸く囲ったところがそれに当たります。

 

シリコン豊胸後の乳房全体に、特にシリコンが固く触るところに乳腺再生豊胸注射を1~2回行うと、図8の矢印で示したように乳房下縁の皮下組織が増加し、また、乳房の脂肪組織が増加し、乳全組織も肥大して乳房も大きくボリュームアップします。これと同じことを脂肪移植で試みても、脂肪移植(脂肪豊胸)の生着率が30%程度なので、脂肪移植を何回も必要があり、経済的、肉体的負担が乳腺再生豊胸よりかなり大きくなります。

 

ヒアルロン酸豊胸で硬くなった乳腺を乳腺再生豊胸で治せる?

 この豊胸では乳腺再生豊胸がヒアルロン酸豊胸で硬くなった乳腺組織を柔らかくするとともにヒアルロン酸も減少させる効果があります。図9にヒアルロン酸豊胸後の乳房を示します。ヒアルロン酸は乳腺組織に入り込み、ヒアルロン酸の含有する水分が乳腺組織に吸収され、ヒアルロン酸が固くなると考えられます。

 

図9ヒアルロン酸豊胸後の乳腺図10ヒアルロン酸豊胸後ハイブリッド豊胸

ヒアルロン酸豊胸後に乳腺再生豊胸を施術すると図10のような乳房になります。乳腺再生豊胸注射は液状なのでヒアルロン酸が入り込んだ乳腺組織に浸透して行きます。乳腺再生豊胸注射にはトラルフェナミン、b-FGFが含まれていますから乳腺周囲組織の再構築が起こります。この時の細胞活動でヒアルロン酸が分解されると考えられます。分解されたヒアルロン酸に替わり、脂肪組織が生成され、乳腺も大きくなります。これによりヒアルロン酸豊胸後に乳房外から固く触られた乳腺組織はヒアルロン酸の減少、乳腺組織の肥大、乳腺脂肪組織の増大により乳房外より乳房の感触が柔らかくなります。

 

アクア豊胸で表面から触知できるしこりはアクアジェルは乳腺再生豊胸で治せる?

乳腺再生豊胸を行うことで治せます。この豊胸ではアクア豊胸で図11のように皮下組織が引き伸ばされ、注入されたアクアリフトを“しこり”として触ります。適度な量のアクアリフトを注入しなければこのような“しこり”は発生しません。言い換えれば、注入したアクアリフトの量が多い場合、皮下に近くアクアリフトを注入してしまった場合に“しこり”が発生します。

 

図11アクア豊胸後の乳房図12アクア豊胸後のハイブリッド豊胸

このような状態に乳腺再生豊胸注射を行うことで、図12のように乳腺が肥大し、皮下脂肪組織も増え、乳腺の皮下組織が増え、バストアップします。乳房表面にアクア豊胸を施術され、乳房外からしこりとして蝕知される場合はこれを解消できるのは乳腺再生豊胸しかありません。乳腺再生豊胸は乳腺再生豊胸が硬く乳房外から触れるアクア豊胸の欠点を緩和し、また、アクア豊胸の欠点の一つであるデザイン性に融通性が少ない点も乳腺再生豊胸注射とのハイブリッド豊胸で解消できます。またアクア豊胸と乳腺再生豊胸は相性が良く、アクア豊胸と乳腺再生豊胸を組み合わせると1~2回の乳腺再生豊胸注射でバストサイズも大きくなり、形も整えることができます。通常、アクア豊胸と乳腺再生豊胸のハイブリッド豊胸と同じ効果を出すのには乳腺再生豊胸だけでは2~3倍の回数がかかります。

 

 以上簡単にシリコン豊胸、ヒアルロン酸豊胸、アクア豊胸と乳腺再生豊胸のハイブリッド豊胸を説明しましたが、お客様ご自身の場合に当てはめても判らないことが沢山あってもおかしくありません。他院で豊胸したけど失敗したのでなんとか治療したい、豊胸したいけど後遺症が心配。そんな悩みにクリニックビューティーあいちがお答えします。ご質問のメールをお待ちしております。