脂肪再生豊胸は再生医療で、新しい豊胸施術ですが、開始から約15年以上経過し、これまでに約3,500例のお客様に施術してきました。しかし、大きくなりすぎた以外に大きな合併症はありませんでした。脂肪再生豊胸のお客様から乳癌になったとのご報告は1例もありません。   

 

 脂肪再生豊胸では脂肪細胞など細胞を取り出し加工しませんので、再生医療安全性確保法の規制対象になりません。脂肪再生豊胸は法的には、体外に取り出して細胞を加工する再生医療に分類されないのですが、医学的には再生医療に属すると考えられます。脂肪再生豊胸では体内にある脂肪細胞に脂肪再生豊胸溶液が作用、吸収され、脂肪細胞を増やします。自己の血漿と点滴用脂肪乳剤、線維芽細胞成長因子を混合し脂肪再生豊胸溶液を作成します。それをバストに注射することでバストの脂肪細胞を増加せるのが脂肪再生豊胸です。脂肪再生豊胸は新しい豊胸施術なので、以下の安全性に関わる事項について説明します。

 

 

 

発癌性について

 

 

 線維芽細胞成長因子で癌になるという風説がありますが、これは正確には誤っています。線維芽細胞成長因子を培養細胞に投与しても培養細胞の遺伝子、DNAに損傷を与えませんでしたので、脂肪再生豊胸溶液100の投与により乳癌などが発癌(発癌開始)する可能性は無いと思われます。

 

 

 

 

線維芽細胞成長因子での発癌報告は約20年間にわたり1例もない

 

 

 この線維芽細胞成長因子、線維芽細胞成長因子は2001年6月から発売されており、発癌リスクを増大させるなどの報告もありませんし、この薬により発癌したという報告もありません。2011年頃よりこの成長因子をPRPに加えて使用するようになりましたが、約9年間で発癌したという報告はありません。この成長因子を用いた大腿骨頭壊死症に対する再生医療が京都大学を中心に行われており、特に発癌などの問題は生じていません。

 

 

 

 

培養癌細胞の増殖促進作用はわずかで、一部の癌細胞にしか認められない

 

 

 線維芽細胞成長因子を1年から数年にわたる長期間に連続投与すると現在、お客様にある癌細胞の発育を促進(発癌促進)させることが考えられます。しかし、基礎実験で線維芽細胞成長因子を培養癌細胞に投与すると約25%の培養癌細胞がわずかに増殖しましたので、すべての場合に線維芽細胞成長因子で癌細胞が増殖するとは考えられません。また、癌細胞が1回分裂するのには1年が必要です。脂肪再生豊胸溶液を1年以上にわたりバストに投与する場合には発癌促進の可能性が考えられます。したがって、脂肪再生豊胸の連続施術は原則半年以内としております。

 

 

 

 

 

脂肪再生豊胸と妊娠、授乳について

 

 

 脂肪再生豊胸を受けて1カ月すると、脂肪再生豊胸に用いた薬剤はすべて体外に排出するか、代謝されてしまい、バストに残りません。残るのは脂肪組織だけで妊娠、授乳に影響する可能性はまず考えられません。したがって、脂肪再生豊胸施術後1カ月は妊娠を避けてください。

 

 

 

 

脂肪再生豊胸で使用する薬剤の薬害被害とアレルギーについて

 

 

 施術例3,500例で、薬害被害の例は1例もなく経過しています。使用する薬剤は厚生労働省認可の薬剤を使用しています。薬害救済を必要としたお客様は一人もございませんでした。また、脂肪乳剤の副作用では、イントラリポスには発癌作用はありませんが、卵アレルギーがあるお客様はご使用になれません。塩基性線維芽細胞成長因子にはエデト酸が含まれますので、多数の薬剤に対するアレルギーのあるお客様はご使用になれません。

 

 

 

 

 

術前の乳癌検査

 

 

 術前の乳癌検査はお客様の責任でお願いいたします。乳癌検査を受けていない場合、施術をお断りする場合もあります。

 

 

 

 

 

施術の一連の経過と乳癌検査

 

 

 

 1回の施術の一連の経過は約1カ月から3カ月になり、施術後6カ月で脂肪再生豊胸によるバストの組織変化も正常化します。したがって、乳癌検査をお受けになる場合は施術後6カ月後以降をお勧めします。しかし、乳癌の疑いがあるなど、乳癌検査が必要な場合は直ちに検査をお受けください。

 

 

 

 

術前の乳癌検査

 

 

 術前の乳癌検査はお客様の責任でお願いいたします。乳癌検査を受けていない場合、施術をお断りする場合もあります。また、一部の自己免疫疾患、血小板減少症、肝不全、心不全、腎不全などの疾患がある方は施術をお受けになれません。