スプリングスレッド


料金

院長もスプリングスレッドを片側7本、両側で14本入れております。


スプリングスレッドのキャンペーン


手術 通常価格(両側) 片側価格 
スプリングスレッド(6本)片側3本、両側6本 199,800 両側の80%
(本数は半分)
スプリングスレッド(12本)片側6本、両側12本 499,800 両側の80%
(本数は半分)

追加は糸1本あたり、60,000円です。


スプリングリフトはスプリングスレッド(「バネのような糸」という意味)という伸(のび)縮(ちぢみ)のある特殊な糸を皮下と顔面浅在筋膜(きんまく)の間に挿入し、皮膚を引き上げる手術です。スプリングスレッドの全体像を図1に示します。
シルエットスレッドなどの伸び縮みしない糸は、口周りなどのよく動くところには使用できませんが、スプリングスレッドは目の下の眼窩(アイバッグ)、鼻をのぞいておおよそどこでも使用することができます。



図1

図2



図3

図4


スプリングスレッド(糸)には、糸の素材:糸の中心部はポリエステルで、外側とコグ(突起)はシリコン性です。この糸は上の画像で見えるようにシリ コン製のコグ(突起)がついています。4つのコグが90度、4方向を向いてひとつの単位(上の画像で四角で囲んだところ)を作っており、これが1cmあたり24個という高密度で、糸についています。図2にコグを示します。図3では2本の糸が見られますが、それぞれの糸は撚(よ)られ、さらにその2本の糸は撚られています。その撚られた2本の糸をシリコンが包み込んでいます。


スプリングスレッドを皮下組織と顔面浅在筋膜(SMAS)の間に挿入します。これにより皮下組織と顔面浅顔面浅在筋膜(SMAS)の間の組織にコグが引っかけられ、皮下組織と顔面浅在筋膜(SMAS)を引き上げることで、顔面浅在筋膜に緊張が伝わり、顔面浅在筋膜(SMAS)の動きを抑え、その結果筋肉の動きも抑え筋に緊張を与えることができます。

結果的に、皮下組織と顔面浅在筋膜を引き上げることで高いリフトアップ効果を生みます。また、スプリングスレッドの糸は2本の糸が撚(よ)られており、それにより伸縮性がありますが、コグにより糸の伸び縮みが分画(区切り区切りにされること)されており、糸がシリコンで被覆されています。これにより各区画の伸びが制限され、引張強度を向上させています。また、シリコンで被覆された非吸収性の糸は溶けてなくなら ないためリフト効果は持続性において優れています。この糸の伸縮性が組織の循環を妨げないので、皮膚皮下組織の委縮も起こりにくいといえます。術後の後遺症が起こりにくいのも特徴です。術後の後遺症として他の糸では末梢神経痛が起こりますが、図3で示したようにスプリングスレッドでは糸を挿入するときの針が鈍針(針先が鋭くない針)なので神経、血管の損傷が少 なく、形状がなめらかなので末梢神経損傷をおこしにくいと考えられます。

他でも述べられているように(1)、リフトアップ効果の他に、肌質改善効果も幾分かあります。皮膚の下に糸を挿入すると、引張がかかると言う物理的刺激が皮下組織と顔面浅在筋膜との間 の組織(間質と呼びます)の細胞からサイトカインを放出させ、繊維芽細胞が遊走(間質を這ってくる)してきます。その結果繊維芽細胞によって真皮層のコ ラーゲンやエラスチンを生成します。しかし、残念なことに肌質改善効果は糸が入っている周囲の組織だけしか起こらないのです。

 

スプリングリフトの特徴は?

他でも言及されているよう(1)にその特徴をまとめると、以下の通りです。


  • ・リフトアップの種類:糸の突起によって組織をひっかけてリフトアップですが、引っ張る組織量が多いとコグの引っ掛かりが組織から外れ、効果が期待できません。引っ張る組織量にあった糸の本数が重要です。
  • ・糸のタイプ:溶けない糸なので効果に永続性が期待できます。
  • ・糸の伸縮性:伸縮性、弾力性があり、表情に合わせて伸び縮みし、表情が自然で、唯一このスプリングスレッドだけが安定して高率にマリオネットラインを解消することが可能です。
  • ・突起の特性:丸みを帯びており、神経・血管などを傷めないので後遺症が極めて少なく、術後の疼痛、出血がコントロールしやく、ダウンタイムを短縮しています。
  • ・糸の素材:糸の中心部はポリエステル、糸の外側とコグ(突起)はシリコン性で糸周囲の組織構成細胞から分泌されるサイトカインでの劣化が少なくなっています。
  • ・持続期間は糸の入れ方により半永久的効果が持続します。
  • ・仕上がりの自然さ:大変自然で、立体感のある仕上がりが期待できます。
  • ・施術時間:片側6本、両側で12本のスプリングスレッドを用いて施術する場合でも施術時間は1時間前後です。
  • ・ダウンタイム:入浴やメイク、洗顔は術当日より可能です。

スプリングスレッドの手術時間・ダウンタイムは?

施術時間:片側6本、両側で12本のスプリングスレッドを用いて施術する場合でも施術時間は1時間前後です。施術後の入院は必要ありません。洗顔、入浴、メイクともに当日から可能です。術後の腫れは、個人差はありますが、ほとんどの人はごくわずかで、術後1週間で腫れはなくなります。糸による引きつれはヒアルロン酸を使用しないで容易に治せます。

スプリングスレッドは、実際に効果があるのか?

頬骨弓の上で顔面浅在筋膜(SMAS)を切除してリフトアップを計る手術では頬骨が出ている東洋人にはマリオネットラインを解消する効果は少ないと言わざるを得ません。他の糸を使った治療ではもちろんマリオネットラインを解消することができません。スプリングスレッドのみがマリオネットラインの解消をはかれますが、これは外科医の技量に依存します。

スプリングリフトの効果やメリット

六本木境クリニック院長境隆博先生のいわれるように(1)スプリングリフトは、画期的なリフトアップ法」です。具体的にどのような点が優れているのかというと次の5点が挙げられます。


  1. ①持続期間は糸の入れ方により半永久的効果が持続します。
  2. ②仕上がりの自然さ:大変自然で、立体感のある仕上がりが期待できます。
  3. ③施術時間:片側6本、両側で12本のスプリングスレッドを用いて施術する場合でも施術時間は1時間前後です。
  4. ④ダウンタイム:入浴やメイク、洗顔は術当日より可能です。
  5. ⑤マリオネットラインを解消できる。

顔の正面部分のリフトアップが可能という意見(1)がありますが、法令線に関しては効果が今一つで、1回目の手術後にさらにスプリングスレッドを追加する必要があります。しかし、スプリングスレッドによるリフト手術は患者様にとってかなり負担になるようで、当院では大多数の方がスプリングスレッドの追加手術よりも皮膚再生溶液を注射して法令線を解消する方法を選択します。

スプリングスレッドのデメリット・副作用・後遺症など

今まで述べたようにスプリングリフトはメリットが多く、出血などのデメリットの少ないリフトアップ施術ですが、一番のデメリットは施術のやり方や、医師の技術力などによってその施術効果は変わってくるということです。これは糸の留置の仕方と使用するスプリングスレッドの本数でまったく効果がでない症例が出てくるということです。これを避けるには施術に保証を設けているクリニックがクリニック選びの最低条件です。


2つ目のデメリットは糸の留置に関連して感染が起こりやすいことです。スプリングスレッドの留置には針と糸が通るぐらいの創が必要で、術前後にインフルエンザなどの末梢血でリンパ球を減少させるウィルスに感染し、治療を施さないとほぼ100%の症例に糸周囲に感染が起こります。糸による手術での糸周囲の感染は髪の毛を糸と一緒に皮下に引き込んでしまうことが原因とよく言われますが、そのような場合ばかりではないようです。また、術後にアルコールを飲むと感染を起こしやすいとも考えられます。しかし、この合併症は他の糸を使ったリフト術でも同じような頻度で起きますから、スプリングスレッドに特徴的なデメリットではありません。


3つ目のデメリットとして、リフト後の皮膚の引きつれですが、容易に矯正できます(治せます)。しかし、糸をたくさん留置すると間質にコグにより圧迫が大きくなり、リンパの流れを悪くしてしまいます。スプリングス レッドを片側 6本留置すると1週間で顔の腫れは引きますが、顔の腫れが引いた時点で引張による皮膚の凹凸が多少できますが、これは、外来受診時に簡単に治せます。他の 医師はヒアルロン酸などをへこみに注射しますが、そのような必要はありません。
8本10本と片側にスプリングスレッドを留置するとなかなか顔の腫れが取れなかったりしますので、片側8本以上のスレッドを用いるときは6か月から1年後に再度スレッドを留置することをお勧めします。


最後に、糸の入れ方や本数は、医師の判断や考え方によって大きく異なります。確かにスプリングリフトは優れたリフトアップ施術ですが、「スプリングリフトならいい」と安易に考えず、よく医師の考え方や施術内容、保証制度を確認するようにしてください。


参考文献
1.スプリングスレッドの効果とデメリット・スキンケア大学
http://www.skincare-univ.com/article/005592/

実例

1回目の手術が今年の1月1日、2回目が9月19日でした。私がどのように変わったかを見てください。スプリングスレッドは顔貌(顔の外見)を大きく変えるものではなく、顔貌を若返らせるものであることを実感してください。
スプリングスレッドの実際の例でスプリングスレッドの本数とリフト効果を示します。

リフト前の顔です。
写真1.平成27年1月1日

右の写真は院長の写真です。私は57歳なので歳相応の顔です。ちなみに写真は平成27年1月1日のものです。この日左右7本ずつのスプリングスレッドを留置しました。


写真2.変化のあったところを矢印で示します。

右の写真のように頬のたるみ顎のラインを糸で引き上げました


写真3.平成27年9月19日

その結果、法令線の上の頬のたるみが残ってしまいましたので、この日に、片側3本の糸を使い、リフトを行いました。


写真4.頬が垂れているので矢印の方向に引き上げました。

丸で囲ったところを引き上げました


写真5.平成27年10月24日
リフトでしわ・たるみが改善しました。

右が現在の顔です。10歳くらい若くなったと思います。 スプリングスレッドでリフトは可能なのですが、入れる本数と入れ方、入れる場所が重要です。私の経験から少なくとも片側8本、両側で18本の留置が必要です。お顔のたるみの程度の大きい方、頬の豊かな方では10本は必要と思われます。その本数を留置されるとほぼ、5~10歳以上若く見えるようになりました。


スプリングスレッドの保証は医師が術前に提示した本数を入れた場合、1か月間有効で、医師の同意が必要です。